鉄拳4
The king of iron fist tournament 4
CHARACTERS
三島 一八/Kazuya Mishima

二十年前。平八に敗れ、火口に投げ捨てられた一八。デビルと化して一命を取り止めたものの、瀕死の重傷を負い、死体同然の状態だった。……数日後、一八の体は島民によって発見され、新興企業“G社”に売り渡された。

一八はG社の集中治療室で蘇生する。そしてG社が自分の肉体組織、デビル化のメカニズムに興味があることを知った一八は、自らの体を研究者たちに晒した。この研究を利用して、自分の体に眠る得体の知れない三島家の血、その謎を突きとめコントロールできれば、強大な力が得られると考えたのだ。そして平八と三島財閥の打ち倒す……その欲望を満すに於いて、G社は絶好の場所だった。

それから二十年後、G社は一八を対象とした研究によって飛躍的な躍進を遂げた。その中で、一八は自分の価値を利用し、G社の中でも重要なポストに就いていたが、二十年前の平八に対する憎しみは消えることはなかった。
そして突然の襲撃と略奪でG社は壊滅的な打撃を受ける。またしても平八によって打倒の志をくじかれ、一八は怒りに打ち震えた。
そして突然のトーナメント開催の知らせ……一八には自分を誘い出そうとする平八の謀略が透視できた。それを知りつつ一八は、平八の打倒を目指しトーナメントに向かうのだった。